好きな彼氏彼女、婚約者とはもっと通じ合いたい! そう思うのは自然な感情ですね。
言葉が通じないもどかしさは私も過去に何度も経験しました。
多くのベトナム人、日本人のカップルを見てきた上で言葉の問題をお話します
言語が通じるメリット
随分昔、彼女に言われた「ベトナム語を勉強するな」でした。なんて事を言うんだろう? と思いました。
実際言語が上手くなると、確かに通じていなかった方がよいことが多くなります。
要は、彼氏彼女の段階で好き合っているのであれば言語はさほど重要じゃないようです。
皮肉を言ってしまう
言語が巧みになると相手の欠点を指摘できるようになります。日本人と比較するとベトナム人の彼氏彼女はルーズな部分が多く感じます。
特にベトナム人の彼女は時間にルーズです。約束の30分1時間遅れてくることも普通です。
こう言う経験をしたとき、言語が上手だと皮肉を言ってしまいます。
google翻訳でいいのでは?
現在は本当に便利ですね。だいたいの会話はこれで成立してしまいます。
アプリのgoogle翻訳も優秀ですが、実はWEBのgoogle translateがフリーズしない点で優秀です。
断言しますが、ベトナム語を勉強するなら1000、2000時間くらい受験勉強の気持ちでやらないとほとんどものにならずに忘れてしまいます😱
在日と在越で大きな違い
彼氏彼女、結婚相手が日本にいる場合、ベトナム人の方が日本語を勉強しているケースがほとんどです。その意味で、日本在住ペアならば相手の言語力に期待するのが良いです。
ベトナム在住の場合やはりある程度のベトナム語がで来た方が良いのですが、上述のとおり生半可な気持ちではベトナム語習得は不可能です。
相手に頼り切るのも心配が多いので悩むところですね。
ベトナム語を話せるメリット
ベトナム語を話せるとやはり便利です。ただし、上述の通りうっかりネガティブな発言も多くなるので、二人の関係性でプラスになることは意外と少ないように感じています。
実際は、多くのベトナム人と話し合える、本当の意味で友達になれる、家族と理解しあえる、悩みを打ち明けられる、ということがメリットだと思います。
夫婦語の存在
夫婦語という言葉はないのですが、要は、夫婦や彼氏彼女でしか通じない独特な言語です。
ベトナム語が話せるようになっても、あえて昔から使う夫婦語を今でも使います。
ima kaetta roi 今帰ったよ (roi = rồi=完了形)
e now also ko muon 今は私も欲しくない(e=em=年下の女性の主語、ko=không=否定後、muon=muốn=欲しい)
周りに通じていない日本人のベトナム語
ベトナム人の耳には、初期ベトナム語学習者のベトナム語発音は、FAX音のように意味不明な音に聞こえます。
多くの理由がありますが、大きな点として日本語でほぼ通じる母音はiとuしかありません。これに対してベトナム語はIPAで9つ10の母音が存在するため通じないのです。
結果、音感トレーニングをするように発音の訓練をしないと通用しません。
それなのに、うっかり夫婦や家族、彼氏彼女で通用するベトナム語っぽい日本語を話してもほぼ100%理解されません。
そういった理解を持って、ジェスチャーやアプリをうまく利用するのが言語問題を解決する最善策だといえます