まだベトナムカラオケに行ったことがない、正直怖い、情報がない、と感じる方は多いと思います。
実際にホーチミンでお店(Pirates パイレーツ)を経営している「たかさん」が初級、中級、上級編でそれぞれ詳しく話したいと思います。
ベトナムカラオケ店、基礎の基礎
お店は建物一軒で一つ
日本のガールズバー、コンカフェ、キャバレーなどは一つの建物に複数のお店が入っていますね。
ベトナムでは、1軒に1件が一般的です。
これは、商業目的の建物が少なく、元々居住用の家だったことが理由です。
通常、1件のお店は横幅が3.5mから5m程で、縦に10mから18m程の長方形型です。
高さは3階から5階という物件がほとんどです。
こういった構造のため、1階スペースをカウンターバーとして使用、2階から上が個室となっています。
予算はどれくらい?
カウンターバーの予算は500円~
ベトナムカラオケのカウンターバーにはチャージ料金がありません。
ドリンク料金はメニュー通りとなりますが、だいたいビールで5$程度です。カクテルでも8$程度と、通常のカウンターバーと価格帯は同じです。
女の子と会話を場合、女の子に一杯ドリンクをオーダーするというのが一般的です。
この場合でも7$から8$程度です。
カラオケ個室の予算は7000円~10,000円ほど
カラオケの場合個室に案内されます。個室に案内されたのち、残っている店の女の子が一同に集まります。
50$くらいが大体の目安となり、その中にはフリーのビールと女の子一人、カラオケの金額が含まれます。
お目当ての女の子がいる場合指名料金が8$程発生します。また、女の子にドリンクを入れる場合も7$から8$程かかります。
通常一人で一人を選びますが、これといって決まったルールはありませんので何人選んでも問題ありません。
女の子をお持ち帰りする場合の予算
気に入った女の子をお持ち帰り(ホテルや営業時間中の中途退出)する場合は少し複雑になります。
まず、女の子は店の営業中の退出に対して罰金が発生するため、その費用を持つことになります。
この費用は女の子の人気や店によって大きく異なりますので、その都度相談するのがよいでしょう
お持ち帰りでホテルに行く場合は、通常1時間かワンナイトとなります。一般的にこの場合は女の子との価格交渉となります。
お金に困っている場合などは安くなり、困っていない場合は高くなる傾向があります。
一般的には1時間で150万ドン(約1万円から)~300万ドン(約2万円)、ワンナイトでは250万ドン(約1.5万円)~500万ドン(約3万円)ほどが相場です。
お持ち帰りできるって聞いたから選んだのに高額を要求された場合
これもまた稀にあるケースです。問題の根源的なところでは、その金額でOKしてしまう前例があるからです。こういう話自体店にとってプラスは何もないので、要求を突っぱねてもらうのがありがたいのですが。。。
特に惚れた弱みにつけ込まれガンガンくるケース、こちらが何も知らないと思って嘘を重ねるケースは多いです。店は交渉の仲介は行わないので、秘密裏に話が発生した結果、トラブルだけ店に持ち込まれるパターンもあります。
こういうことのないよう、相場を崩さない、カラオケ嬢との交渉は強気に行う、ということを徹底しましょう。
また、うっかり本気になっても良いことはけしてありません。こちらの記事を参考に、距離感のは気をつけましょう。
ベトナムの女の子はどんな感じ?
見た目的には私のお店のキャストを紹介するのが早いと思います。
詳しくはコチラのページから
女の子の趣味は男性の数だけある、というのがこの業界に長く居て思うことですが、いくつか特徴をあげてみましょう。
地方で性格が違う
首都ハノイと南部のホーチミン市では性格がかなり違います。ハノイのキャストは全体的に落ち着いています。ホーチミン市はノリがいいです。
日本語対応
日本語学校で資格を取るようなタイプは少ないですが、会話に必要な基本的な語学力程度であれば全体の7〜8割ほど可能です。
距離が近い
ベトナム人女性は全般的に日本人女性よりも身体的距離が近いです。慣れていないと思わず緊張してしまうことも。
面倒見がよい
仕事として、という側面と、ベトナム女性的な面倒見のよさがあります。はいコレ食べて、みたいに果物を切ってくれたり、お土産を持たせてくれたりすることもあります。何か探していたりすると積極的に協力してくれるところも魅力かもしれません。
全体的に若い
気になるところの一つですが、ベトナムは平均年齢が2023年調で33.3歳と非常に若い国です。私のお店でも平均年齢であれば24〜25歳くらいだと思います。
また、ベトナムの年齢は数え年を採用しているので実際よりも1歳若いことになります。
お店はどこにある? 何件くらいある?
ホーチミン市の場合、レタントンと呼ばれる地区に密集しています。私が個人的に見て回った感じでは300前後はあるように思います。実際どのあたりになるのか見てみましょう。
レタントン15a周辺
現在ホーチミン市、レタントンエリアで最もカラオケが多いのはレタントン15bという地区です。あまりにも数が多く客引きも激しい激戦区でボッタクリ店も多いです。遊び慣れた方でなければお勧めはできません。
レタントン15aは、比較的落ち着いた環境なので初めての方にはお勧めです。「たかさん」のお店Piratesもこのエリアにあります。
レタントン15b/タイバンルンエリア
現在レタントンで最もカラオケ店が多いエリア。日本人町とも呼ばれ、日本食料理店も多いエリアです。
上で説明した通り慣れた人向けです。日本人美人オーナーで有名な男座や、両サイドにカラオケ店が並ぶ様子など遊びの本場といって間違いはありません。
ゴーバンナムエリア
近年ではレタントン15a、15b、タイバンルンエリアに新興のカラオケ店が多くなりました。以前はレタントンのカラオケ店といえばゴーバンナムエリアでした。
junboなど老舗の多いエリアです。
レタントン 8aエリア
このエリアも以前は多くのカラオケ店がありました。近年では日本食レストランを楽しむ地区となりました。数店舗しか残っていませんが、老舗店のForyouはまだまだ健在です。
初めてカラオケで遊ぶ人向けの安全な遊び方
基本的には上で紹介したお店はどこも安全なお店です。しかし、よさそうな女の子がいる店に行くのが一つの楽しみ方です。
一期一会を楽しもうという気持ちで、いろいろな店を外から見て回るのがよいでしょう。
注意が必要なお店の傾向
正直な意見としては、注意が必要なお店の方が多いのが現状だと思います。その上での判断基準をまとめてみました。
店内が不潔、陰気
お店の雰囲気は、管理者、キャストやスタッフの状態がそのまま反映されます。店内が不潔な場合や、どことなく陰気な場合は何かしら問題があると思った方がよいでしょう。
こういった店のキャストと恋愛沙汰になると必ずと言っていいほどトラブルになります。
会計が謎
カラオケ関係は、比較的会計が曖昧な場合が正直多いのですが、明らかにおかしい場合は注意が必要です。
一般的に金額はドル表記、VND(ドン)またはドル支払いとなります。その際のVND(ドン)とドルのレートが異常に高い場合があります。
ママさんが経験不足
ベトナム人はお金が集まると勢いでお店をオープンしてしまうことが多いです。そのため、ーママさんがマネージメント経験がない場合があります。
ママさんのマネージメント能力が低いと、問題の発声リスクが高く、その問題の解決能力は低くなります。結果、金銭トラブル、対人トラブルに発展してしまうため注意が必要です。
また、キャストとしての能力とママさんの能力は大きく異なります。キャスト時代良かったとしても、そのキャストがオープンしたお店が良いとは限りません。
キャストが貪欲
多くの場合キャストは、サクセスストーリーを共有しています。例えば、あるキャストは月々50万円のお小遣いとコンドミニアム一軒もらった、など。
この手のキャストは、こちらに関心がないのに強引におねだりします。これがドリンクか、チップか、プレゼントか、仕送りかということはあなたとの関係性の程度に依存します。
現実論を教えるのはママさんの仕事で、世の中そんなに甘くない、と教育する必要があります。しかし、経験不足のママさんではキャストの離反を恐れて野放しにしてしまうことがしばしばあります。
ボーイまで貪欲
カラオケにおけるボーイは完全に裏方なのですが、そのボーイまで客にチップを要求することがあります。こうしたお店は制御不能状態といえます。
ここまで注意が必要なお店の傾向を扱ってきましたが、よく耳にするボッタクリに関して、こちらの記事で扱っているので参考までに。
最後に
初級編編ではレタントン近辺のカラオケ店情報を取り上げました。中級編ではもう少し具体的な内容に踏み込みたいと思います。
最後に私のお店Piratesのクーポン券です。
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